「ミツバチの羽音と地球の回転」を、西公民館に観に行きました。
中国電力が原発を建設している、山口県の上関の対岸にある、祝島の人達の、原発反対運動の、ドキュメンタリーです。 とても良い映画でしたが、船に乗っている感じで、ちょっと酔ったりしました。
上関の原発の話を聞くと、いつも鮮やかに浮かぶ二つの風景があります。
ひとつは、中学生の時、寮の後輩から聞いた話です。 彼女は瀬戸内海のちいさな島(名前を忘れました)の出身で、小さい時おばあちゃんと高台に逃げて、大きな津波がくるのを見たそうです。 それがひいた後は、目の前にあった家がすっぽり無くなっていて、なにも残っていなかったそうです。 その話は、私の中の忘れられない津波の風景を作っています。 そして、内海の瀬戸内海でも、そんな大きな津波が来るのです。
もうひとつは、高校生の時行った、瀬戸内海の島(名前を忘れました)のお祭りです。 旗が立ち、囃子が鳴り、神楽が舞われ、船が出る。 小さな島に歩けないほどの老若男女、無数の小さな灯りが人のある所だけ浮かび上がり、夜半過ぎても続きました。 島全体が生きている様な大きな賑わいと、人々の活気に圧倒された、夢のような風景でした。
[閉店しました]
2016年12月24日、
午後6時をもって閉店しました。
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