アメリカインディアンのピアス。

 原発事故が起こって以来、原発に関する本をいろいろと読んでいました。 その中でも、とてもすっきりした気持ちで読めたのが、「原発のウソ 小出裕章」 扶桑社新書 の、本です。 お薦めです。 
 同じく小出さんの本で、「原発はいらない」を、読んでみました。 その中で、(P40)ウランの採掘について書かれている1行があり、ずきっ、としました。

 これは、30年前にアメリカインディアンの酋長の娘さんが、私の為に作ってくれたピアスです。 彼女の故郷の土地にはウランがあり、その採掘にインディアンの人達が行かされ、被曝でみな苦しんでいる。 その事をみんなに知ってほしくて、日本にいらした方でした。 ちいさな銀の小箱にぎっしり詰まったビーズを、長い針にすいすい通して、あっという間に作ってくれました。 途中に入っている白い長いビーズに見えるのは、ハリネズミの針で、とても大切な物だそうです。 その娘さんは、他の方にもプローチやバックル等を、長い針1本ですいすい作っていて、模様は全部、昔から伝わっているもので、頭の中にあると言っていました。 インディアンの素晴らしい模様に感動して、鮮やかに思い出します。 忘れないために、今でも持っていたピアスを、忘れていました。

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