実家は、広島の安芸高田市という、中国山脈沿いの過疎地の小さな集落にあります。
3年前に大腸がんの手術をした、大正15年生まれの父と、3歳下の母の二人暮らしです。
子供は、東京谷中のお寺に嫁いだ姉と、広島市内と田舎を行き来して住んでいる妹と、埼玉の私の3人姉妹です。
予感
なぜか今年になって、ゆっくり話をする時間がとれなかった姉と、心を寄せたいと思うようになり、10年ぶりに姉の家に宿泊。 姉が、「母が先だったら、父をどうしよう。」 と言う。 その時は、母が元気だったので、なにも考えない。
経過
昨年より、痩せ始め、いくら食べても太れないし、背中が痛かった様子。 近所の横田診療所の先生に何度も相談するが、レントゲンを撮っても悪いところはないし、心配無いと言われ安心している。
どうも、腕が上がらないほど痛くなり、診療所の看護婦さんが、「肩が痛いなら、外科に行けば。」と、言ってくれる。
1月、吉田の沢崎外科病院で、レントゲンを撮る。 それを見た沢崎先生に、すぐに吉田総合病院に行ってCT検査をするように言われる。
吉田病院の先生に、妹が呼び出され、検査結果を説明される。
「すい臓がんの末期で第4ステージ。 肝臓にも転移していて、手は付けれない。」「この状態で1年持った人はいない。」 と、告げられ、妹は母にも父にも告知しない事を決断。
その後、妹より電話をもらい、状況を説明される。 「がっくりくるから、絶対言わないで。」と、釘をさされる。
告知しないで良いのか?
田舎に帰った時、両親に、何度かしている質問があります。
「ガンになった時、教えて欲しいか?」 と、言うことです。
父は、「怖いので、教えないでくれ。」と、言っていましたが、3年前に大腸がんになった時、先生から直接知らされ、手術しています。
母は、「私は、教えて欲しい。」と、はっきり言っていたので、きちんと教えるべきだと、思いました。
ネットで、ガンや闘病の様子を調べると、たぶん3~4ヶ月、様子によってはもっと早そう。 と、推察。 時間が無いので、すぐにネットで飛行機を予約。 (幸いマイルがあったので、無料で帰れそう。)
妹も、いろいろ難しい決断を、ひとりでしなければいけない負担は、たいへんだと思う。 充分話せるよう、お店を閉めて、1週間帰宅することに。 (ご迷惑を、おかけしました。)
ブログ村ランキングに参加ちうです。
1日1回の応援プチッを、お願いします。
にほんブログ村