長谷部先生、ありがとう。 さようなら。

個人的な事なので、書くのをためらったのですが、ここ2日間、検索が多かったので、お知らせすることにしました。
実は、広島女学院高校時代の恩師、長谷部先生が10日、亡くなられました。 11日の夜、メールをもらった後、涙が止まらなく、眠れませんでした。 10日にバレンタインカードを書いて、チョコと一緒に11日の朝に先生に送ったところでした。
この写真は、最後に逢った、昨年の9月、先生のお宅で撮ったものです。 長く看病されていた、お母様を看取られて、おひとりで暮されていました。 「最後に母が、クリスチャンになってくれた。」 事を、たいへん喜んでおられました。
お会いした時は、杖を使わないと歩けないほど衰弱されて、ナイフも持てない様子でした(私がナイフで先生のお肉切ってあげると、「良く気がつくね。」と言ってくれて・・・先生に褒められるのって、なんでいくつになっても嬉しいんだろう。)が、しっかりした声で話されていました。
長谷部先生に、出会えた女学院生は、たくさんいると思います。 私は本当にひどくて、不登校で学校に行けないうえ、落ちこぼれで、問題児で、過呼吸で、何度も追い出されそうになる度に、先生に励まされ、なんとか卒業出来ました。 (試験の日、タクシーで迎えに来てくれた事もありました。) 卒業してからも、なんでも相談に乗っていただき、結婚式も田舎の仏舎利塔の落慶法要も、埼玉の自宅にまで来ていただきました。

2010年の同窓会では、まだしっかりとした足取りで、一緒に撮った写真で、楽しそうでした。
先生と呼べる人が、いなくなってしまいました。 最後にもう一度逢いたかった。 すごくすごく寂しいです。
長谷部先生、ありがとう。 さようなら。 深く祈ります。

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